夏至がすぎて

6月21日は夏至、北半球は一番昼の時間が長い日でした。

いよいよ本格的な夏がやってきます。

 

私には夏の目標があります。それは「浴衣を着る事、最低でも1回くらいは」です。

着物が大好きで「着物での生活」に憧れています。ですが着る機会がありません。機会は自分で作らないと出来ないことは分かっているのですがなかなか実行・実現できず。そこで、お手入れや着付が簡単な浴衣を花火大会に着て行こう!と夏の目標が出来ました。

8月の第1土曜日は古河市の花火大会の日です。この花火大会は中学時代の友人達と年に一度顔を合わせる恒例行事です。会場近くに住む友人が朝一番で場所を押さえ、時間になったら集まりお酒を飲みながら花火の鑑賞をします。仕掛け花火は見えないのですが、毎年私たちのすぐ後ろには凄く高そうなカメラを構え花火を撮っているオジサンがいるのできっと打ち上げ花火が綺麗に見える場所なのだと思います。

去年はコロナの影響で花火大会は行われませんでしたが、今年は打ち上げ花火をあげるそうでとても楽しみです。

この花火大会で数年前から麻の葉模様の浴衣を着ています。結城市にある「つむぎの館」の草木染体験で自分で染めたものです、とっても気に入っています。着物が好きすぎて「生地を染めてみたい」と気持ちが盛り上がっていた時に「つむぎの館」の草木染体験を紹介してもらいました。

染色の話を聞き各自柄を決め染色準備、染色。お昼を挟んで1日完結の染色体験。初めての染色に感激、来年も絶対来るぞ!と心に決め帰宅しました。後日出来上がった反物が自宅に届きました。

自分で染めた反物を手にし、次は「自分で着物を縫いたい、和裁が出来るようになりたい!」、、、中学時代家庭科2の私の言葉とは思えません、私の欲望は止まらない。

 

私の家には母と祖母(母の母)の着物が多くあるのですが私、デブなので二人の着物は着ることが出来ません。その時代にしては大きい女性だったと話に聞く父の母。その父の母の着物を20代の頃に譲りうけたので着てみました。袖は短く裾はツンツルテン、私の母が笑いながら「バカボン」と言った事を思い出します。家にある着物は着ることが出来ないとわかり少しづつ自分の物を買い始め今では宝物が沢山になりました。その着物達を見るだけで幸せな気分になりますが、、見るだけなんて実に勿体ない。

「着物が着たい!凄く着たい!」と思っているのに着ていない。凄く勿体ない話です。

 

去年はお祭りなど開催が無く浴衣目標はクリアならず0回に終わりました。

今年は予定はなくても着てみよう!