空間認識

よく部屋の中で足の小指をぶつけて凄く痛い思いをしています。母もよくぶつけていました。似たもの親子です。

私達が足の小指をぶつけ「いたーーーーい、小指がとれちゃう!」と騒いでいる姿をみた祖母に「大丈夫か~ゆっくりやりなさい」「大丈夫か~あわてるからだよ」と笑って言われた事を思い出します。

私はかなりバタバタした日常をおくる、昔から落ち着きのない性格だったのだと思います。

そう言えば、祖母が足の小指をぶつけ痛がる姿を見たことがありません。

ぶつけても痛くなかったのか、痛いのを我慢していたのか、そもそもぶつけなかったのか、今では確認することが出来ませんが、、、。我慢強い人だったとは思います。

祖母は70歳過ぎて大腿骨を骨折しました。和室の畳の目で滑ってボッキリと。その日は仕事だった母が17時ころ帰宅すると和室で座り込んでいる祖母が足を一所懸命引っ張ったり叩いたりする姿を目撃したそうです。

「どうしたの?」と聞くと「なんだか脚がおかしい」と。事情を聴き確認をすると素人目にも折れていることが分かり救急搬送。祖母はかれこれ2,3時間「治れ治れ」と引っ張ったり叩いたり、摩ったりしていたそうです。ずいぶん経ってからその事を聞き「ばあちゃん凄いね自分で治そうとしたの?ハハハ」と家族皆で笑いました。

結局セラミックはずっと入ったまま。完治しませんでしたが、自分から「痛い」と一度も言わないとても強い人でした。

 

さて私、ここ最近足の小指をぶつける頻度が増えた気がします。ただ単に落ち着きがないからではなく絶対「空間認識の低下」です。そう言えば足の小指だけでなく壁に肩をぶつけたり車に乗る時に頭もぶつけます。空間認識、身体感覚が鈍くなっています。

正しく空間を認識出来ていない!

見ているものに対して正しく動けていない!

そう言えば先日、目から火が出るくらい頭を強打しコブが出来ました。プックリと腫れあがり痛い頭を摩り「大丈夫」と言ってしまったのですが、、、、。

子供の頃よくタンコブを作りビービー泣いていました。そんな時母は「コブが出来れば大丈夫」と私に タンコブの迷信 を言っていたのですがコレって全く根拠がないそうです。タンコブが出来るほどの強い衝撃、大丈夫じゃないかも知れない。

 

とりあえず丁寧に生活してみて、次に衰えているであろう「空間認識と身体感覚」を鍛えていこうと思います。