トレーナーになるまでの道のり⑩
「スポーツPNF」の
コンディショニングとトレーニング、そして「水中PNF」を学び
私も「プライベートレッスン」と言う有料レッスンを行うようになります。
これが私の「パーソナルトレーナー」としての始まり?になるのでしょうか。
いままで行ってきた「マンツーマンで指導」は、暗黙の了解で担当するお客様が決まっていましたが、基本的には順番で担当する接客業務の1つでしたから、、、、。
さて「プライベートレッスン」始めました!と言ったところで
直ぐにたくさんの予約が入るわけでもなく、そして元々マンツーマンの指導をおこなっていますので「プライベートレッスン始めました」と言われてもお客様も「何がちがうの?」みたいな、ピンとくるものではないようでした。
ただ「スポーツPNF」を習っていた期間、勤務後や時間のとれる時にGYMスペースで練習をしていました。それを見ていたお客様に「何をしているの?」「やってもらえるの?」など聞かれたり、なんとなく気になっていたり興味を持たれていた方もいました。
おかげでほんの数人のお客様からご予約を頂き毎週「プライベートレッスン」を行うようになりました。
お客様の目的はもちろん、当日の状態など色々チェックをし、確認をしたうえで何を行うかをその場で決めて「プライベートレッスン」を行うというスタイルのものでした。
当時の私はまだ働き始めて3年目の経験の浅いインストラクターだったため「スポーツPNF」学び有料レッスン行う事はとても緊張しストレスを感じるものでした。
正直、負担に感じて「やりたくないな、、嫌だな」と思うこともありました。
特にプールでのプライベートレッスン「水中PNF」を行うときはより緊張していました。
今までは「楽しく運動指導」くらいのお気楽な気持ちでマンツーマンの指導をしていましたが「プライベートレッスン」を受け持つようになり「楽しく運動指導」に加え
「体を楽にしてあげたい」「もっと色々な事を提供したい」「色々な事ができるようになりたい」と随分と欲も出てきて技術の確認、ブラッシュアップをするために「スポーツPNF」の講習会にはできる限り参加しました。
有り難い事に「スポーツPNF」の講習会会場が私の勤務するクラブの休館日を利用したもので「会場の鍵開け・カギ閉め、設営」などの仕事を担当しながら受講できる環境でした。
「スポーツPNF」の中に「PNFストレッチ」というテクニックがあります。色々な箇所で「PNFストレッチ」を行い、触る事に少し慣れてきたこともあり、この頃からサポートストレッチは現在行っているパーソナルストレッチの形に自然と近づいたと思います。