トレーナーになるまでの道のり⑨

今回は「水中PNF」について書いていきます。

私の学んだ「スポーツPNF」は

陸上で行う「コンディショニング」と「トレーニング」、「水中PNF」

に分かれていました。

社会体育の学生時代、1年生は水泳が必修科目で100M個人メドレーを規定のタイムで泳ぐことが進級、卒業の単位の一つでした。

私、水泳が得意ではなく1年生の授業中に100M個人メドレーの規定タイムがクリア出来ず仮進級。2年に上がるギリギリでクリアできましたが、、、、。そんなレベルです。

就職してからは陸上でのトレーニングしかせず、学校を卒業してからは一切プールには入らず。「得意ではない」レベルではなく「苦手」むしろ「嫌い」だったと思います。

ですので、水中・プールでの知識・技術はほとんどなく泳ぐ・歩く。数回アクアビクスをしたことがあるくらいのものでした。

そんな私ですが「水中PNF」と出会えて本当に良かった!

水の特性を利用し、ペアでのストレッチ・トレーニング。マンツーマンで行う筋肉を整える方法などをたくさん学びました。

浮島を使ったストレッチや仰向けに浮いた状態で行うストレッチは今まで体験したことが無いくらい気持ちが良く「これはいい!」と思いました。

講習会に参加しているので、覚えてできるようにならないといけないのですが

ずっとやっていてもらいたい・交代はしたくないと思った時間でした。

が、交代はしないとならず、、、交代し真似してやってみるのですが難しい。

水の特性を頭でも体でもで理解していない私。

ただの力技になってしまいスムーズに動けず。伸張反射が入ってしまったり水が抵抗になってしまったり、、、気持ちが良いと思ってもらえるを技術を真似できるようになるまでチョッと時間がかかりました。

卒業してから拒否していたプールですが「水中PNF」を学び、予習・復習のために、プールに入るようになりました。

今まで避けていたプール・水中での運動は未知の領域で、水漬けの日々を過ごすことになります。こんなにプールに入るのは学生時代、100M個人メドレーが規定のタイムが切れず、タイムを切るためにほぼ毎日2時間みっちり居残り練習をした時以来。

シフト制で勤務していたので、「水中PNF」を一緒に学んだ仲間と練習する時間が取れず自主練の日々。

ただ真似るところから、水の抵抗を感じたり、水の特性を上手く使いストレッチとトレーニングを行えるようになったり、、、、。チョッとずつわかるように・できるようになってきました。

「水中PNF」の練習することで、気づけば学生時代より綺麗な泳ぎができるようになっていました。嬉しい「水中PNF」の副産物です。