愛して止まない武さんの事
武さんと定夫と私はコロナ禍、思うように友人たちと集まれないなかタイミングよく定期的にお酒を酌み交わす事が出来ました。武さんとはかれこれ24年くらいの付き合いになります。
彼は川崎でキングジムと言うパーソナルジムとアイラッシュサロンMxxを経営するトレーナーです。私達は東京YMCA社会体育専門学校を卒業した先輩と後輩の間柄。目黒雅叙園アルコクラブで働いていた頃、就職試験にきた武さんの面接を担当し出会いました。
その面接での事。
マネジャーに続き私が役職と名前を言い、最後に宜しくお願いしますと言って席に着くとヒョイッと立ち上がり「武英男です、よろしくお願いします。」と返してきたのです。
就職希望者全員の面接、筆記が終わり選考の時。私は武さんを推しました。支配人、マネジャー、一緒にチーフインストラクターをしていた佐久間さんから「何故?理由は?」と聞かれ「自分の名前が言えたから」と答えました。
面接時同席していたマネジャーも「確かにね、武さんだけ名前と挨拶ができてたわよね」と言う事で武さんの採用が決定。
出会った頃の武さんは見た目や動きがちょっとチャラくてすぐに仕事を辞めてしまうだろうと思っていました。当時から人当たりがよく誰からも可愛がられ、しっかりお付き合いの出来るとてもかわいい後輩。入社からアルコクラブがなくなるまで一緒に働きました。
その後、武さんは自由に好きなことをたくさんし、沢山の出会いと経験を積み気付けば立派な大人になっていました。
あ〜懐かしい、武さんの話でした。
↓武さんと定夫。