トレーナーになるまでの道のり⑯

勤めていたフィットネスクラブが閉鎖し

4月から無職となりました。

 

「スポーツPNFの事務局」だった

阿部良仁先生と、元上司は

それぞれ個人でトレーナー活動をしながら

「FNC研究所」と言う屋号で「FNC理論」のセミナーを展開していました。

無職になった私たち

(私と、一緒にセミナーの手伝いをしていた先輩)

は、お二人から専門学校の授業の仕事を頂き食い繋いで行きます。

 

その頃お二人は、

会社を設立するため一緒に活動できる有志、

同じ志で働く仲間を探してました。

その為に、月に1回2時間くらいの話し合いの場が設けられていました。

この話し合い、言わばオーディションの様なものだったのだと思います。

そこに呼ばれるメンバーは顔見知りの仲間に加え、

毎回はじめましての方が集まっていました。

 

さて、良く出てくる「セミナーの手伝い」ですが、

これは「鞄持ち」という意味合いを含んでいます。

一緒に行動して学ばせて頂く。

見て盗んで覚える、身につけるみたいな。

私と先輩の他に、阿部先生達の「右腕候補」だった

久保進哉くんと鈴木謙太郎くん。

この二人が「鞄持ち」仲間の顔見知りです。

良い意味で癖のある芯の通った若者。

 ※二人の話は改めて後日。

 

さてその、話し合いの場は

始めに現状の話を聞きます。

次にその日のテーマに沿ったディスカッション?そんな感じだったように記憶しています。昔の事過ぎて記憶が曖昧です。

曖昧な中にも覚えていることもあるもので、、、。

この話し合い、その日のテーマは、その時その場で伝えられる事が多く

考えをまとめて準備をしておくことが出来ませんでした。

ある時の話し合いで

「自分はどんな活動がして行きたいか?」

「今の自分はどんなことができるのか?」

と言う質問をされたことがありました。

 

私は、コンサートや舞台が好きで、

LIVEの持つパワーと言うか、LIVEの凄さをヒシヒシと感じていてました。

なので「アーティストをサポートする仕事がしたい!」という願望がありました。

1つのツアーで何十本とコンサートを行います。

何か月も、毎日毎日、毎回毎回、何時間も歌って踊って

すごく大変な仕事だと思います。

だから、凄く良い状態でコンサートができるように

何かサポート・お手伝いがしたかったのです。

何故かと言うと

自分が好きなアーティストの元気な姿をLIVEで見たいから。

メチャメチャ自分勝手な理由でした。

ですので「自分はどんな活動がして行きたいか?」と言う質問には迷わず

「〇〇(好きなアーティスト名)が常に良い状態でコンサートが行えるようにトレーナーとしてコンサートツアーに同行してサポートがしたい」

と答えました。

 

実は私、お二人の先生からそんなに期待はせれておらず私を仲間として

迎える予定はなかったと思います。なぜなら右腕候補の二人がいましたから。

さらに先輩は私より元上司の行動など察して動ける方でしたので。

そんな方がいたら仕事ってスムーズにすすむと思いませんか。

 

自分が組織を作るなら「察して動ける」そんな人材が欲しいです。