いつも後から後悔 ~続き~

昨日トシの所に行ってきました。

渋谷から井の頭線に乗り浜田山へ。ミカちゃんから届いた道案内のメモを見ながら歩きました。駅から3分ほどで到着。荻窪の社宅以外の吉村家に行くのは今回が初めてでちょっと緊張。

浜田山の吉村家は間口の広い玄関、そしてバリアフリー仕様で広々とした部屋。私が知っている荻窪の社宅とは全く違い車いすのトシも生活しやすそうでした。

部屋一面に広がる白と黒のブロックチェック。見慣れた懐かしい空間が一気に25年前の自分に引き戻してくれたように緊張を解きほぐしてくれました。知らない人が入ったらうるさいと思うほどの白と黒。ブロックチェックだらけの吉村家

 

亡くなった人は、お線香の良い香りを食すと聞いたことがあります。宗派にもよると思いますが、無事極楽浄土までの旅をするのに食事となる香りを絶やさないようにお線香をあげる。吉村家の宗教を確認したわけではないですが、取り合えず「仏教」そして、トシが極楽浄土へ向かっている真っ最中。お腹が空かないようにお線香をあげなくちゃ!

 

仕事を終え帰宅したパパ、疲れているのに私の来宅を快く受け入れてくれました。パパは毎日3時には仕事に出てしまうので長居をしてはいけない・・・と思っていたのに19時過ぎまで懐かしい話、最近の話、トシ話をたくさんして三人で沢山飲んでしまいました。ん?たくさん飲んだのは私だけかもしれない。帰りの電車は案の定熟睡、乗り過ごさず最寄り駅で下車出来た自分にびっくりです。

 

トシはいつも笑顔で周りも笑顔にさせてくれるとっても立派な吉村家の長男でした。私が仲良くしてもらった期間はほんの少し。私にとってかなり濃密な時間だったので忘れられない出来事ばかりです。帰宅しアルバムを引っ張り出し上荻寮での写真を見返しました。どの写真もみんな笑っていて本当に楽しい時間を過ごしていたんだな・・・と見入りました。

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保存の仕方が悪いのか、印刷が悪いのか・・・随分色あせてしまった物があり月日の流れを感じます。「10年ひと昔」なんて言うけど25年も経ってるので「ふた昔」結構時間が過ぎていました。

トシがつないでくれたご縁、これからは大切にして行こうと思います。