ストレッチ ~ストレッチも1つの手段~
フィットネスクラブで活動するトレーナーさん達を対象としたストレッチの講座では簡単な理論をして殆ど実技を行ってます。ストレッチだけでなくトレーニングもですが、実際に自分がやってみて、やってもらって、する側・される側の両方をしっかり体で覚えてからお客様・クライアントさんに施術・セッション出来るように。
講座の時間は出来るだけ沢山人の体に触り、色々なタイプの身体で練習、経験を積んでいく必要があると思っているので理論は少ししか触れられず悩ましいかぎりです。私は頭がかたい、理屈が分からないと嫌な性格、自分が理屈っぽいので理論が好きです。
ここ10年くらいは治療をメインにされる方達にストレッチの講座をすることが多く理論が少し長めにおこなうことが出来ています。治療をされている方は施術でもともと体に触っているので触りなれている方が多いのですが、フィットネスクラブのインストラクターは基本お客様に触りません。触らないから触りなれているわけがない。(あ、これもSAIDの原則?!)触りなれるための練習が無い分理論ができます。そんな違いがあります。
フィットネスクラブで活動するパーソナルトレーナー、治療をする方、整体をする方。立場は違えど、クライアントさんの目的は同じようなものばかり。
例えば、色々な部位の「痛みや凝りの予防、改善」や負傷後の「リハビリ、Re・コンディショニング」
フィットネスクラブでのパーソナルトレーニング、目的の多くはシェイプアップ、ボディメイキングですが、それに加え「痛みや凝りの予防、改善」を目的とするセッションはとても多いです。治療や整体の現場では特に「痛みや凝りの予防、改善」を目的とするクライアントさんが多いと思います。
日常の生活スタイルや性格、食事など色々な原因が考えられるし、それぞれ体のバランスも違います。ですので、同じことをして良くなる方もいれば良くならない方もいます。様は人それぞれ、トレーニングが必要な方がいればストレッチが必要な方もいる。リラクゼーションや休養が必要な方もいます。もう少し深く追求していくとストレッチが必要なところとトレーニングが必要なところが混在していたり。パーソナルのセッションはその方の事を良く知る、理解する必要があります。個別性、追求。
「痛みや凝りの予防、改善」「ボディメイキング、シェイプアップ」など、やっぱりストレッチは頼もしい手段の1つだと思います。知っているようで良く知らないストレッチ。ここ最近自分の身体の変化で改めてストレッチの理解を深めたいと感じ復習からスタートしました。せっせとパー作り。気付けばストレッチはトレーニングにつながります。ストレッチとトレーニング、切っても切れない間柄。ストレッチもトレーニングも効果が出始めると嬉しいですよね。