トレーナーになるまでの道のり④

2つ目のクラブはオープニングスタッフとして採用されたためクラブづくりから携わることができました。まだ出来上がっていないクラブ内をヘルメットをかぶり内見したり、、、残念ながらこのクラブも10年で事業閉鎖となり退職することになります。

ジム、プール、スタジオ、ゴルフ、フロント、バーと各セクションごとに、専門スタッフとして採用され、ジムだけでなくどのセクションもマンツーマン指導を行えるようにオープン準備期間からみっちりとスタッフ研修が行われました。

プールはスクールのイメージがありますが、ここではスクール的な商品は無くマンツーマンのプライベートレッスン、スタジオスタッフもエアロビクスをマンツーマンでおこなったり。いま考えると凄い事していました。

プライベートレッスン

そうです、ここではこんな感じ 

「13時から〇〇さんんのプライベートレッスン入ってます」という感じ。

「プライベートレッスン」 言ってました。

このプライベートレッスンはジムでのマンツーマンの指導とは別物「有料レッスン」でした。この当時ジムには有料レッスンは無かったのです。

 

クラブがオープンし、最初のクラブと違いを日々感じていきます。

一番の違いは年齢層が違うためか、ほとんどのお客様が疾患を抱えていたこと。

「腰が痛い」「肩が痛い」「膝が痛い」から内科系の疾患。

聞いたことの無い病名もたくさんありました。

同じビル内に系列のクリニックがありドクターとの連携がとれていて、クラブに入会すると人間ドック・運動負荷テストなど行いその結果をもとにドクターから運動の指示が出るようになっていました。お客様は人間ドックを年1回、運動負荷テストを半年に1回受けることができました。

それに加えジムでは3か月に1度かトレーニング20回終了時に体脂肪率を測り体力測定なるものを行っていました。

系列のクリニックのドクターですが、体育の学校出身のお馬鹿さんの私にも理解できるように説明して下さる優しい先生でした。そのうえ美しい。

その後この先生、TVなどでも活躍するようになります。

 

腰が痛い、膝が痛い、肩が痛い、、、本当によく聞いていました。

「運動で良くなる、楽になる」方が多く

おかげで、色々知りたい、覚えたい、できるようになりたい!と思うようになりました。

 

その頃の私は「痛い人ばかり、、なんで?」と思っていました。

最近はその時のお客様の事がとっても理解できます。